認知症は加齢や脳疾患の後遺症などが原因で発症する病気ですが、医薬品の中には認知症になるリスクがある物もありますので知っておくと良いでしょう。
降圧剤は高血圧の治療に使われる薬ですが、そもそも高血圧の人は認知症を発症しやすい傾向があり、副作用である低血圧は認知症のリスクを高めると言われているので使い方には注意が必要ですよ。
睡眠薬は不眠や睡眠不足を改善するための薬ですが、特にベンゾジアゼピン系の睡眠薬には認知症のリスクを高めるという研究結果が報告されているので、服用する際には成分を良く確認した方が良いでしょう。
また、抗コリン作用が配合されている薬にも、認知機能障害を引き起こす可能性があると言われていますよ。
気になる方は主治医に相談してみると良いでしょう。