不眠で悩んでいて睡眠薬を使用しようと考えている人もいるかもしれませんが、睡眠薬にも幾つか種類がありますのでご紹介いたします。
睡眠薬は大きく分けて四つに分類する事ができ、ベンゾジアゼピン系睡眠薬は即効性があり、睡眠作用だけでなく筋弛緩作用があるため、転倒やふらつきの副作用が出る事がありますよ。
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は筋弛緩作用がないため、転倒やふらつきが少ないでしょう。
メラトニン受容体作動薬は体内時計の調整するホルモンに作用するため、昼夜逆転の不眠症に効果が期待でき、転倒やふらつきの心配が少ないのです。
オレキシン受容体拮抗薬はオレキシン作用を弱めて眠りを促すため、入眠障害や中途覚醒の症状がある人に効果的ですが、即効性がなく他の睡眠薬と比べると効果は弱いという特徴がありますよ。